EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

列車庫Train shed

列車庫(トレインシェッド)とは、鉄道駅でプラットホームと線路を覆う大屋根空間をいう。19世紀に鉄とガラスの構法が発達すると、柱を減らした広いスパンの上屋が可能となり、蒸気機関車の煤煙を抜きつつ旅客を雨から守る半屋外の大空間が成立した。錬鉄や鋳鉄のトラス・アーチで架けられ、駅前面の重厚な石造ファサードとしばしば対照をなす。鉄道時代を象徴する建築形式である。