EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

ヴィマーナVimana

ヴィマーナ(vimāna)は、南インドのドラヴィダ様式のヒンドゥー教寺院で、聖室(ガルバグリハ)とその上に立つ塔状の上部構造をあわせて指す語である。方形の層を段状に逓減させながら積み上げる角錐形を基本とし、各層の縁には小祠をかたどった装飾が並び、頂部にドーム状の冠部と宝頂を載せる。曲線を描いてそり上がる北インドのシカラとは輪郭の論理が異なる。タンジャーヴールのブリハディーシュヴァラ寺院の13層のヴィマーナが最大級の例である。

段状に細くなりながら高くそびえる、彫刻に覆われた石の塔
タンジャーヴールのブリハディーシュヴァラ寺院(11世紀初め)のヴィマーナJesmi Johnson / CC BY-SA 4.0 — Wikimedia Commons
関連様式 ドラヴィダ建築
この用語が登場する建築 ブリハディーシュヴァラ寺院
関連用語 ゴープラム