EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture
クリストファー・レン

建築家 / Architect

クリストファー・レン

Christopher Wren

クリストファー・レン(Christopher Wren、1632–1723年)は、イングランド・バロックを代表する建築家である。1632年、ウィルトシャーに聖職者の子として生まれた。ウェストミンスター校からオックスフォード大学に進み、数学と天文学に秀でて、1661年にはオックスフォードの天文学教授となった。1660年に創設された王立協会の中心メンバーの一人でもあり、のちに会長を務めている。

建築へ進んだのは、科学者として名を成したのちのことである。オックスフォードのシェルドニアン劇場などを手がけ、1665年にはパリを訪れて、フランスやイタリアのバロックを学んだ。

転機は、1666年のロンドン大火であった。市街の大半が灰となるなか、レンは再建の中心的役割を担い、セント・ポール大聖堂と五十あまりの市内教会を設計する。なかでもセント・ポールは、彼の生涯を貫く大事業となり、1710年に完成をみた。ほかにグリニッジ病院(旧王立海軍学校)やグリニッジ天文台、大火記念塔などを残している。1673年にナイトに叙され、国王の造営局長官として、長く王室の建築事業を統括した。

1723年に没し、自らが築いたセント・ポール大聖堂の地下に葬られた。墓碑に刻まれた「読者よ、記念碑を求めるなら、周りを見よ」の一句は、彼の業績そのものを言い当てている。

生没
1632 — 1723
国籍
イングランド王国
運動
バロック
登録作品
5

代表作

Works
グリニッジ天文台
1676 · ロンドン
グリニッジ天文台

ロンドン南東、グリニッジの丘に立つ旧王立天文台。1675年にチャールズ2世の命でク…

データ: Wikidata (Q170373)
ENTRY ID — ARC-0123