EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture
フィリッポ・ブルネレスキ

建築家 / Architect

フィリッポ・ブルネレスキ

Filippo Brunelleschi

フィリッポ・ブルネレスキ(Filippo Brunelleschi, 1377–1446)は、イタリア・ルネサンス建築の創始者とされる建築家・技師である。フィレンツェに生まれ、はじめ金細工師として修業した。1401年の洗礼堂青銅扉のコンペでギベルティに敗れたのち建築へ転じ、ローマで古代建築を実測研究したと伝わる。線遠近法(透視図法)を定式化した人物としても知られる。

最大の事績は、長く未完のまま残されていたフィレンツェ大聖堂のドームである。1418年のコンペを経て1420年に着工し、足場となる木製の仮枠を用いずに、内外二層からなる二重殻ドームと、煉瓦を魚骨状に組む技法によって、直径約45メートルの八角形ドームを1436年に完成させた。これは石造ドームとして今なお世界最大であり、その建設はしばしばルネサンスの幕開けを告げる事件として語られる。

捨子養育院(オスペダーレ・デリ・インノチェンティ)やサン・ロレンツォ聖堂の旧聖具室など、明快な比例と古典的要素による作品を残し、近代的な建築家像の原型ともなった。1446年に没し、自ら架けたドームの下、大聖堂の地下に葬られた。

生没
1377 — 1446
国籍
イタリア
運動
ルネサンス
登録作品
4

代表作

Works
データ: Wikidata (Q174330)
ENTRY ID — ARC-0127