EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture
フランチェスコ・ボッロミーニ

建築家 / Architect

フランチェスコ・ボッロミーニ

Francesco Borromini

フランチェスコ・ボッロミーニは、ローマ・バロックを代表する建築家である。1599年、現在のスイス領ティチーノのビッソーネに生まれ、若くしてローマに出て石工として腕を磨いた。はじめはカルロ・マデルノやベルニーニのもとで働いたが、やがて独立し、幾何学を駆使した独創的な空間で知られるようになった。

サン・カルロ・アッレ・クアットロ・フォンターネ聖堂、サンティーヴォ・アッラ・サピエンツァ聖堂、そしてサン・タンドレア・デッレ・フラッテ教会のドームと鐘塔など、凹凸を組み合わせた曲面と緊張感のある構成は、同時代のベルニーニの豊麗な様式と対をなす。生涯の好敵手であったベルニーニとの確執と、神経をすり減らす完璧主義に苦しみ、1667年、自ら命を絶った。その独創は、後のバロック建築に深い影響を残した。

教皇インノケンティウス10世の委嘱によるサン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂の内部改造(1646年着手)も彼の代表作に数えられる。既存の天井と床を残すという制約のなかで、身廊の列柱を巨大な柱体に包み込み、側廊に連なる奥行きを生み出した。

生没
1599 — 1667
国籍
イタリア系スイス
運動
バロック
登録作品
5

代表作

Works
データ: Wikidata (Q123150)
ENTRY ID — ARC-0047