EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

プレストレスト・コンクリートPrestressed concrete

あらかじめ鋼材に引張力を導入し、コンクリートにあらかじめ圧縮の力(予応力)を与えておく構造技術。コンクリートは圧縮に強く引張に弱いという性質をもつため、この予応力でひび割れを抑え、より大きなスパンや薄い断面を実現できる。橋梁や大スパンの屋根、競技場の片持ち構造などに広く用いられ、20世紀の建築・土木の表現の幅を大きく広げた。

クレーンで吊られた、中空のコンクリート製の長い床版
工場で製作したプレストレスト・コンクリートの床版をクレーンで据え付けるMichael Schmahl / CC BY-SA 3.0 — Wikimedia Commons