EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

スキンチSquinch

方形の隅に斜めに渡したアーチや持ち送りで、上の角を切り落として八角形などに整え、ドームを載せる工法。ペンデンティヴと同じく方形から円形への移行を解くが、こちらは隅を「またぐ」より素朴な方式である。ペルシアやイスラーム、ロマネスクの建築で広く用いられた。ペンデンティヴと対をなす、ドーム架構の二つの基本解法の一つである。

石積みの部屋の隅に、角を斜めにまたぐアーチ状の窪みが架かる
フィールーザーバードのアルダシール宮殿(3世紀、イラン)に残る初期のスキンチAliparsa / パブリックドメイン — Wikimedia Commons
様式史の章 信仰の空間Ⅰ