EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture
テラコッタTerracotta
テラコッタは、型で成形して焼成した素焼きの陶製建材である。イタリア語で「焼いた土」を意味し、装飾を型から量産でき耐候性にも優れるため、19世紀の歴史主義建築で外装材として広く用いられた。彫刻的な装飾を石材より安価に再現できる点が普及を後押しした。ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールは赤煉瓦とテラコッタ装飾を組み合わせ、外周をめぐる大きなテラコッタ製のフリーズで知られる。
ロンドンのロイヤル・アルバート・ホール(1871年)の外周をめぐるテラコッタのフリーズMan vyi / パブリックドメイン — Wikimedia Commons