EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

ヴィハーラVihara

仏教の僧院。もとは雨期に遊行を止めた僧が滞在する精舎を指す。石窟寺院では、方形の広間の三方に小さな僧房を穿った形式をいい、奥壁に仏龕を設けて礼拝機能を兼ねる例も多い。アジャンター石窟群では確認される窟の大半がこの形式で、列柱と壁画で荘厳された大規模なものが5世紀に現れる。礼拝堂であるチャイティヤと対をなす。

岩を彫り出した太い柱が並ぶ、薄暗い方形の広間
アジャンター石窟の第4窟。列柱の広間の周囲に僧房が開くPhoto Dharma from Sadao, Thailand / CC BY 2.0 — Wikimedia Commons
この用語が登場する建築 アジャンター石窟群 エローラ石窟群