EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

ローマン・コンクリートRoman concrete

古代ローマが用いた、火山灰(ポッツォラーナ)・石灰・水・骨材を混ぜて固める建材。ラテン語でオプス・カエメンティキウムと呼ぶ。型枠に流し込んで任意の形に成形でき、硬化すれば石のように堅い。アーチ・ヴォールト・ドームの大規模化を可能にし、パンテオンの無筋ドームを実現した。海水中でも固まる性質をもち、近代のコンクリートとは異なる長期耐久性で知られる。

小石の混じった黄褐色のコンクリートの塊
オランダ、ヘールレンのローマ浴場跡から出土したローマン・コンクリートの塊matankic(原画像:Kleon3) / CC BY-SA 4.0 — Wikimedia Commons
様式史の章 古典の確立
関連用語 ヴォールト