歴史主義Historicism
過去のさまざまな様式を学び、選び取って用いる、19世紀の建築の基本姿勢。それまで建築家は、自らの時代の様式のなかで設計してきた。だが啓蒙以降、考古学の進展で古今の様式が一望できるようになると、用途や信条に応じて「どの過去を選ぶか」が問われるようになる。新古典主義もゴシック・リヴァイヴァルも、この歴史主義の現れである。様式が、自明の前提から選択の対象へと変わった近代の自意識を示す。
この用語が登場する建築
リヒテンシュタイン城 (ヴュルテンベルク)
ノートルダム・ド・ラ・ガルド・バジリカ聖堂
ホテル・アドロン
カフェ・ツェントラル
ヴァイダフニャド城
ベルグ城
ノルウェー国立美術館
様式
ロシア擬ゴシック
様式史の章
啓蒙と復古