EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

多柱式Hypostyle

多柱式(ハイポスタイル)は、多数の柱を規則的に並べ、その上に屋根を架けた広間の形式である。古代エジプトの神殿に源をもち、イスラーム圏ではモスクの礼拝室の基本型として広く用いられた。壁ではなく柱列が天井を支えるため、必要に応じて空間を水平方向へ拡張しやすい。マグリブのモスクでは、ミフラーブへ向かう中央の身廊を広くとる構成がしばしば見られる。

浮彫に覆われた巨大な石の円柱が林立する様子を見上げた写真
カルナック神殿の大列柱室(古代エジプト、新王国時代)René Hourdry / CC BY-SA 4.0 — Wikimedia Commons
関連様式 イスラーム建築