EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

ロココRococo

ロココは、18世紀前半のフランスに始まり、欧州各地へ広がった装飾様式である。バロックの重厚・荘厳に対し、軽快で優美な曲線、淡い色調、貝殻をかたどったロカイユや植物文の非対称な装飾を特徴とする。建築では外観よりも室内装飾に強くあらわれ、漆喰細工・鏡・金箔による華やかな広間を生んだ。やがて新古典主義の台頭とともに退潮した。

金色の曲線装飾と楕円の絵画に縁取られた、シャンデリアのある室内
パリ、オテル・ド・スービーズの「王女の間」(1730年代)NonOmnisMoriar / CC BY-SA 3.0 — Wikimedia Commons