EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture
樽型ヴォールトBarrel vault
半円筒形に連続するヴォールト(穹窿)。アーチを奥行き方向にそのまま押し出した形で、内部に柱を立てずに広い空間を一息に覆える反面、横方向に押し広げる力(スラスト)が大きく、厚い壁や控えで支える必要がある。古代ローマ建築で多用され、ロマネスクの聖堂でも主要な天井形式となった。ミュンヘンの聖ミヒャエル教会の身廊を覆う樽型ヴォールトは、サン・ピエトロ大聖堂に次ぐ規模をもつことで知られる。