キュッリイェKülliye
キュッリイェ(külliye)は、モスクを中心に学校(マドラサ)、施療院、給食施設(イマレット)、隊商宿、浴場、墓廟などを一体的に配したオスマン帝国の複合施設をいう。宗教・教育・福祉・商業の機能をひとつの寄進財(ワクフ)のもとに束ね、都市に社会的な核を与えた。スルタンや有力者の寄進によって建てられ、その規模は寄進者の権勢を映す。スレイマニエ・モスクの周囲に広がる複合体はその代表例である。
関連様式
オスマン建築