古典主義
Classicism年代
1760 — 1850
地域
ヨーロッパ
時代
新古典・歴史主義
定義
古典主義(Classicism)は、古代ギリシア・ローマの建築を理想とし、秩序・均整・簡潔さを重んじる美的態度である。柱のオーダーや対称の構成を規範とし、過剰な装飾を退ける。
時代・地域
古代の規範はルネサンス以降くり返し参照されたが、とりわけ18世紀後半、バロックやロココの華美への反動として、ヨーロッパ各地で新たな古典回帰の波が起こった。ポーランドでは、最後の国王スタニスワフ・アウグストの時代にこの様式が花開いた。
形態的特徴
列柱のポルティコ、三角形の破風(ペディメント)、左右対称の整然とした立面を特徴とする。装飾は控えめで、壁面の比例と量塊の調和に美が求められた。
代表建築
ワルシャワのベルヴェデル宮殿は、ポーランド古典主義の好例である。本データベースでも、その端正な姿にこの様式の精神を見ることができる。
前後様式との関係
バロック・ロココの躍動と装飾への反動として現れ、18〜19世紀の新古典主義へと展開した。やがて、産業の時代における様式選択(歴史主義)の一翼を担うことになる。
§1
代表建築
Buildings§2