ネオルネッサンス建築
Renaissance Revival architecture年代
1830 — 1900
地域
ヨーロッパ・北アメリカ
時代
新古典・歴史主義
概要
ネオルネサンス建築(Renaissance Revival、ルネサンス・リヴァイヴァル)は、19世紀の歴史主義建築の一つで、イタリア・ルネサンスの建築語彙を復興・再解釈した様式である。
時代・地域
19世紀半ばから末にかけて、ヨーロッパ各地と北アメリカに広まった。産業化と国民国家の時代にあって、銀行・官庁・議事堂・宮殿・邸宅といった威厳を求められる建築に好んで用いられた。
形態的特徴
左右対称の整然としたファサード、水平の層を明快に積み重ねた構成(粗石積みの基壇、整層の上階、大きく張り出した軒蛇腹)を基本とする。半円アーチの窓、ペディメントやピラスター、古典オーダーの円柱などが用いられ、全体に重厚で記念碑的な性格を帯びる。
代表建築
各地の議事堂・銀行・宮殿に作例が多い。本データベースでは、パウル・ヴァロットによるベルリンのライヒスターク(ドイツ国会議事堂)が、ルネサンスにバロックや古典の要素を融合させた壮麗な作例として知られる。
前後様式との関係
新古典主義に続く歴史主義の諸様式の一つであり、同時期のゴシック・リヴァイヴァルなどと並び立った。世紀末には折衷主義やアール・ヌーヴォーへと移ろい、やがて装飾を排するモダニズムの台頭を招くことになる。
§1
代表建築
Buildings§2