イーワーンIwan
イーワーンは、三方を壁で囲み一方を大きく開いた、半屋外のヴォールト空間である。ペルシア建築に起源をもち、宮殿や隊商宿、とりわけモスクで多用された。中庭の四辺中央にイーワーンを据える「四イーワーン形式」はセルジューク朝期に確立し、ティムール朝のモスクで壮麗な完成をみる。高い尖頭アーチの開口は中庭に深い陰影をつくり、礼拝空間への象徴的な門口として働く。
イーワーンは、三方を壁で囲み一方を大きく開いた、半屋外のヴォールト空間である。ペルシア建築に起源をもち、宮殿や隊商宿、とりわけモスクで多用された。中庭の四辺中央にイーワーンを据える「四イーワーン形式」はセルジューク朝期に確立し、ティムール朝のモスクで壮麗な完成をみる。高い尖頭アーチの開口は中庭に深い陰影をつくり、礼拝空間への象徴的な門口として働く。