EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

インターナショナル・スタイル

International Style
年代
1920 — 1980
地域
国際的(ヨーロッパ・アメリカに始まり世界へ)
時代
近代モダニズム

定義

インターナショナル・スタイル(International Style)は、20世紀前半に確立したモダニズム建築の国際的な潮流である。装飾を排し、鉄やガラス、鉄筋コンクリートによる軽快で明快な構成を旨とし、地域や様式の差を超えた普遍的な建築言語をめざした。

時代・地域

1920〜30年代のヨーロッパに始まり、第二次大戦後はアメリカを中心に世界へ広まった。1932年にニューヨーク近代美術館(MoMA)で開かれた展覧会と、これに伴う書物が「インターナショナル・スタイル」の名を定着させた。

形態的特徴

ガラスのカーテンウォール、平滑な壁面、水平・垂直の幾何学的な構成、構造を率直に見せる態度などを特徴とする。装飾を持たず、機能と構造から立ち上がる形を理想とした。とりわけ高層オフィスビルにおいて、この様式は世界の都市の景観を塗り替えた。

代表建築

ミースのシーグラム・ビルが代表格である。本データベースでは、SOM が手がけたウィリス・タワー(旧シアーズ・タワー)が、構造表現を突き詰めた後期の到達点として挙げられる。

前後様式との関係

バウハウスやル・コルビュジエらのモダニズムから生まれ、戦後の主流となった。やがてその画一性への反動として、ポストモダン建築やハイテック建築が現れることになる。

インターナショナル・スタイル
§1

代表建築

Buildings
§2

様式の系譜

Lineage
親様式
モダニズム建築
本様式
インターナショナル・スタイル
隣接する様式