インターナショナル・スタイル
International Style年代
1920 — 1980
地域
国際的(ヨーロッパ・アメリカに始まり世界へ)
時代
近代モダニズム
定義
インターナショナル・スタイル(International Style)は、20世紀前半に確立したモダニズム建築の国際的な潮流である。装飾を排し、鉄やガラス、鉄筋コンクリートによる軽快で明快な構成を旨とし、地域や様式の差を超えた普遍的な建築言語をめざした。
時代・地域
1920〜30年代のヨーロッパに始まり、第二次大戦後はアメリカを中心に世界へ広まった。1932年にニューヨーク近代美術館(MoMA)で開かれた展覧会と、これに伴う書物が「インターナショナル・スタイル」の名を定着させた。
形態的特徴
ガラスのカーテンウォール、平滑な壁面、水平・垂直の幾何学的な構成、構造を率直に見せる態度などを特徴とする。装飾を持たず、機能と構造から立ち上がる形を理想とした。とりわけ高層オフィスビルにおいて、この様式は世界の都市の景観を塗り替えた。
代表建築
ミースのシーグラム・ビルが代表格である。本データベースでは、SOM が手がけたウィリス・タワー(旧シアーズ・タワー)が、構造表現を突き詰めた後期の到達点として挙げられる。
前後様式との関係
バウハウスやル・コルビュジエらのモダニズムから生まれ、戦後の主流となった。やがてその画一性への反動として、ポストモダン建築やハイテック建築が現れることになる。
§1
代表建築
Buildings§2