フライング・バットレスFlying buttress
概要
ゴシック建築を特徴づける構造装置。身廊上部のヴォールトや屋根が外へ押し広げようとする横推力を、半アーチ状に飛ばした梁(飛梁)を介して、堂の外に独立して立つ控え柱(バットレス)へと伝える。壁そのものを厚くせずに高い天井を支えられるため、壁面を大きく開いて尖頭アーチの窓やバラ窓を設け、ステンドグラスによる光の空間を実現できた。12世紀末以降の大聖堂で発達し、ゴシックの垂直性と軽快さを支える要となった。
関連様式
ゴシック建築
この用語が登場する建築
ウェストミンスター寺院
ケルン大聖堂
シャルトル大聖堂
プラハ城
サン=ドニ大聖堂
聖ヴィート大聖堂
ノートルダム大聖堂 (ランス)
アミアン大聖堂
ストラスブール大聖堂
ソールズベリー大聖堂
ワシントン大聖堂
トレド大聖堂
サンタ・エウラリア大聖堂
バターリャ修道院
セント・パトリック大聖堂
ボーヴェ大聖堂
聖母教会 (トリーア)
フライブルク大聖堂
無原罪の聖母マリア大聖堂 (モスクワ)
聖マリア教会(リューベック)
聖ニコラス・ローマ・カトリック教会(キーウ)
ローザンヌ大聖堂
サン=トーギュスタン教会 (パリ)
建築家
ヘンリー・オブ・レインズ
様式史の章
中世西欧