EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

ファサードFacade

建築物の正面、すなわち通りや広場に面し、その建物の「顔」となる立面を指す。出入口・窓・柱・装飾の配置によって、建物の性格や格式を外へ向けて表現する最も重要な見せ場である。バロックではうねる曲面や彫塑的な凹凸で動きを与え、近代以降は構造をそのまま見せる例も増えた。

彫刻に覆われた尖塔アーチの扉口と、その上の塔をもつゴシック聖堂の正面
ランス大聖堂の西正面(13世紀)。三つの扉口とバラ窓、彫像群で飾られるLudovic Péron / CC BY-SA 3.0 — Wikimedia Commons