EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

ピラスターPilaster

ピラスターは、壁面から浅く突き出す柱形の付け柱である。構造を支えるよりも、円柱と同じ柱頭・柱身・台座をもって壁面に古典の秩序とリズムを与える、装飾的な役割を担う。ルネサンス以降、宮殿や聖堂の正面を分節し、開口部のあいだを引き締める要素として広く用いられた。

窓の並ぶ明るい色の外壁を、縦に浅く突き出た柱形が区切っている
ポーランド、ヘンリクフ修道院の外壁。窓のあいだを付け柱が区切るJacek Halicki / CC BY-SA 4.0 — Wikimedia Commons